コンプレッサーにはどんな種類がある?ー②スクリュータイプ
「スクリュータイプ」はその名の通り、かみ合わせた2本のスクリューを回転させ、空気を圧縮するコンプレッサーです。手前から取り込まれた空気は回転とともに奥へと進んで行きますが、2本のスクリューの隙間は奥に行くほど狭くなるようになっているため徐々に圧縮されるという仕組みです。
1サイクルごとに停止・再始動を繰り返す往復運動により圧縮するレシプロタイプと比較すると、回転運動のため振動が少ないことが特徴です。多少のコストはかけても安定した動作をお求めの場合や、夜間にも作業するため振動を抑えたい場合などにお勧めしています。
もし現在お使いのコンプレッサーから換気扇の音を大きくしたような「ヒューン」という回転音が聞こえる場合には、スクリュータイプの可能性が高いと言えるでしょう。
スクリュータイプには、さらに動作中常に潤滑油を給油する「給油式」と、潤滑油を必要としない「オイルフリー」の2種に分類できます。