コンプレッサーには、連続して高圧の空気を利用し続けられるよう、たいてい「圧力容器」が接続されています。使用後には蓄積した圧力を開放する必要がありますが、製品や構成によっては自動で開放されない場合もあります。
圧力がかかったまま放置した場合、圧力容器の耐久性が低下する可能性があります。また、稼働時のまま放置した場合、空気の漏洩などで緩やかに圧力が下がった結果、圧力容器内部に結露が生じ、水が溜まってしまうことがあります。
コンプレッサーの使用後、特に年末年始や夏季休暇などで長期間にわたり使用しない場合などでは、取扱説明書などの所定の手順に従い、必ず圧力容器内の圧力を開放するよう心掛けましょう。